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福島県立双葉高校の休校と100周年と同窓会事務局。

東日本大震災および原発事故で今は休校となってしまった福島県立双葉高等学校

私の母校であり、今現在は休校しているものの、同窓会の活動だけが続いております。

2023年には創立100周年を迎える歴史がある高校。

卒業生は1万人を超えていますが、その同窓会の事務局をやらせて貰っています。

 

「同窓会の事務局」・・・というのは、一般人がやるのはありえない話・・・です。

なぜなら従来であれば「高校の教員」がやるモノだから。

だけれど休校してしまっている母校に残念ながら先生はいません。

なので結果的に、仕方なしに、切羽詰まって私にお声がかかるカタチになったのだと想います。とりあえず第一回なのでそんな経緯を書いて行きたいと思います。

 

こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、正直、東日本大震災が起こるまで母校に対してそれほど想いのある人間ではありませんでした。

どちらかといえば「無関心」というのが正直なところ・・・です。

 

それが変わるキッカケとなったのが東日本大震災。。。

まあ、イメージしずらいかもしれませんが、私の場合であれば私が卒業した保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校」すべてが無くなってしまうという怒りが根底にあります。大学以外全部母校が無くなってしまう可能性に対する怒り・・・です。

 

私の震災の年に社労士試験に受かり翌年開業をするワケですが、はじめのキッカケは社会保険労務士として「母校の生徒への授業」を行ったこと。

 社労士会がやっている活動の一つに高校生に授業をする・・・といったモノがあり、双葉高校を希望して授業を行いました。

当たり前ではありますが、その時行った場所は本来高校がある場所ではなく、原発による避難でいわき市いわき明星大学(医療創生大学)に間借りしてあったサテライト高でした。

これを機に「何か自分で出来ることはないか」とスタートします。

 

その当時は90周年を迎えるにあたりTシャツの販売であったり、人数が少ないながらも活動していたボランティア部のいわき駅前の清掃活動を一緒にお手伝いをしたりとそんな小さいことから始まりました。

 

当たり前ですが、私の年代(現在44歳)で同窓会とかの活動に興味がある人は少数派です。なぜならやっていることはほぼ「雑用」

「アイツなんかやってるなぁ・・・」とか、「そんなことやって意味あるの?」と思っている人がほとんど。それが冷静な周りの評判だと思います。そして、正しい評価だとも思います(笑)

 

私の正直な気持ちを書けば「誰もやらないからやっているだけ」

みんながやりたがることはやる気が起きず、誰もやりたがらないことなら引き受けてしまうタチな人間。じゃないとみんな困るだろうから。

私よりも熱い想いや気持ちがある人がいれば今すぐにでもお願いしたいくらい。

とはいえ、これらの活動をキッカケにたくさんの人と知り合いになれました。

同窓会の活動に熱心な人はほとんどが60代以上の方ばかりです。

若い年代の人はほとんどいません。誰もやりたがらない。

でも熱心な活動をしている方々は本当に母校に対する想い入れが強い。

そんな想いを少しでもカタチに出来たなら・・・と想いを後生につなぐお手伝いをしています。

私が在学時に双葉高校は70周年を迎えました。

そして、東日本大震災後、Tシャツの販売やボランティアなどのお手伝いをしている時に90周年。今度は同窓会の事務局として活動しているだろう2023年に創立100周年を迎えます。

 

正直そんなに暇な人間ではないので、出来ないことは出来ないのですが、出来ることを出来る範囲で、諸先輩方の想いを少しでもカタチに出来れば・・・と日々、活動しています。

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