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社会保険ってどうなのよ!?

 余談ではありますが、私は社会保険の専門家と呼ばれる社労士になってから、2年ほど年金事務所での相談員をしていました。2年間で延べ1000人は相談したでしょうか。

 

またまた余談にはなりますが、外資系の生命保険の代理店を10年ほどしていましたので、生命保険の分野もそこそこ詳しいかと思います。

 

色んな雑誌で社会保険(特に年金)ってどうなのよ!?」

的な記事を見る機会も多いのですが。。。

 

ちなみに投資系の商品にもそこそこ詳しいので結論から書きますが。。。

 

社会保険を上回る金融商品なんてないですよ。」

 

と言いたいです。

 

まあ、本当に素晴らしい制度。

 

「年金崩壊」とか「年金不安」とかキーワードをよく見かけますが、年金制度が崩壊するとすれば、その前に日本が崩壊してますから。。。

 

まあ、とは言え素晴らしい制度であるとは言え100点満点かと言えばそうではない。

 

たまに網から漏れてしまう人も確実にいる。

 

話は戻って年金相談員をしていたときに感じたのが

 

「ほぼみんな同じことを言う」

 

という現実でした。悩みはほぼ同じ。

 

年金額が少ないとか、繰り上げした方が得なのか、繰り下げは・・・など。

 

だから少数派の意見は非常に心に残っています。

 

あんまり年金が貰えなかった人だったのですが、こんなことを言うのです。

 

「年金額が少ないのには文句は言いません。だってこれまで散々お世話になって本当に助けてもらってきたから。」

 

病気がちだったようで社会保険の健康保険にはずいぶん助けられたと言っていました。

 

まあ、現実そうなのです。

 

障害年金をもらうような障害にならなければ、その大事さには気づけませんし、病院に何度も何度も何度も通うような大病をしなければ健康保険の大事さにも気づけません。

 

ご主人が亡くなり遺族年金をもらえるときになって初めてその存在の有り難さに気づけたり。。。これは生命保険も同じかもしれませんね。

 

確かにそのような局面にならなければ大した役割も発揮しません。

 

でもそういった状況にならないとその大事さに気づけないというのもどうなのでしょうか。

 

余談ではありますが、私の母親のお姉さんが「腎臓病」になり、若くして亡くなっています。その当時、人工透析を行うのは非常に高額な費用がかかったそうです。

 

で、つまりは私のおじいちゃんは選択を迫られたワケです。

「娘の命を取るか、家族を取るか。。。」

 

それはおじいちゃんが亡くなった後になってわかったことですが、娘(私からすれば叔母)が亡くなって入るようになった遺族年金を1円も使うことなく全部貯金していたそうです。

 

その話を聞いた時、それはどんなつらい決断だったんだろう・・・と想像せずにはいられませんでした。。。

 

ちなみに現在その人口透析は月1万円の負担で行うことが出来ます。

(ある程度の収入がある人は月2万円)

 

まあ、納付要件もありますが、人工透析をすれば「障害年金2級」に該当して、年金をもらうことが出来ます。

 

色んな雑誌の記事など見れば多少は勉強することが出来るとは思います。

ただ、このブログではその先をお伝えできたら・・・と考えています。